技術について・・・

このコーナーでは、私達の技術に対する考え方について触れてみたいと思います。


コンセプトは・・・

ヘアスタイルはお客様自身の個性の額縁であり、決してそれ自身が目立ちすぎてはいけないと考えます。
したがって理想のヘアデザインは、気が付かないうちにその人の魅力の重要な一部分になっていることだと思います。
私達はその理想を追求するためには、常にヘアーと身体そして心のコンディションづくりが重要だと考えます。
 



ヘアカット
について・・・

1972年渡米、ビバリーヒルで二年間ブラントカットを学んだ山本は、帰国後独自のカット理論を構築し、その成果を試すために多くのカットコンテストに挑戦しました。

1977年
第三回ケネス杯カットコンテスト優勝
第一回ビダルサッスーン杯カットコンテスト準優勝
その他多くの入賞実績に裏付けられたカット理論と感性は、モードスタジオQの正確なカット技術に反映されています。

レザルテカットについて・・・

1985年、シザースによるブラントカットの枠を超え、まったく新しい理論のレザー(RAZARTE)を開発、独自のレザーカットテクニックを考案。そして15年以上にも渡る熟成を経て2002年11月、ついに世界に向けて発売が開始されました。
RAZARTE JAPAN のページが開設されました。

余談ですが・・・、モードスタジオQではカットの際、ウェーブコレクションというコーミングローションを水代わりに使います。これはコーミングでヘアーに傷がつくことを防ぎ、更には自然な毛流やボリュームを作りながらカットできるからです。


 



パーム技術について・・・

うぬぼれてはいけないのですが、日本人のパーム技術は世界でもトップレベルだと思います。

何故ならば、ナチュラルウェーブの人が多い海外に比べて、圧倒的にパームを求めるお客様が多い事が日本の美容師の技と、器具や薬液メーカーの研究を促進させたと思うからです。

20年前、山本ヒサヒロはそれまでのロッドに巻きつけていたパーム技法とまったく異なる二枚の波板ではさんでかけるヴェールパームを開発しました。
これは14カ国の特許を取得し、純粋な日本製の技術としてナチュラルドライテクニックの基礎を築きました。

モードスタジオQのパーム技術は、ヴェールパームを筆頭に、ジョイナーパーム、ツィンクルパーム、ピンシェープパーム、そしてフィンガーパームなど・・・、オリジナルの技術がメニューを飾っています。使用する薬液も、メーカーの研究室との共同開発で生まれた独自のものがメインです。
 


根元3ピッチだけヴェールパームをかけたスレンダーボブ


ナチュラルドライ・・・

私達はスタイリングをする際、最後の仕上げはお客様自身の指と風がすることを意識しています。
マネキン人形ではないのですから、指が通らない程固める必要はありません。
自由に指を通してかきあげて欲しいのです。そして爽やかな風になびくようなスタイルが美しいと感じます。
ナチュラルドライで艶のある綺麗なスタイルが私達の憧れでもあります。
 

つづく

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