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2/16〜2/28

2/28

今日、大潟村から谷さんと草なぎさんがお見舞いに来てくれた。
3時間も掛かるであろうこの地「古川市」まで、本当に有り難い事である・・・。

谷さんのホームページにも掲載されている。
・・ ・・こちらからどうぞ。
離れた土地での手術ということで、知り合いには報告だけで済むだろうと楽観視していた吾輩としては、お二人にかえって余計な仕事を与えてしまった事に恐縮しごく・・・。感謝であります。

しかし、そのおかげで現在進行中の我々のプロジェクトの進行具合の報告も受けることができ、一安心である。
エコノムーブの燃料電池部門は15チーム体制に突入したようだ。
世界初のFCレースとして各分野からの注目度もヒートアップしてきたようだ。
我々が大潟村に提案した燃料電池フォーラムの開催もほぼ確定したようで何よりである。

ところで、吾輩の身体の方であるが・・・
すこぶる快調である。まだ抜糸前という事で、傷の周辺に違和感があり、押せばもちろん痛いのだが・・・笑
とりあえず、退院したら忙しくなりそうだ・・・・

2/26

一昨日、胆のうの摘出手術は無事に終了した。
俎の鯉状態で手術台にのせられた吾輩は、しばし手術室の中を鑑賞する事にした。
綺麗なグリーンと白で統一された室内に無影灯が冷たい光を投げかけていた。
渡辺淳一の小説で初めて知った無影灯という証明器具だが、こんな形で対面するとは・・・トホホである。
容赦なく左の鼻穴にチューブを差し込んだ院長が、「だめだ、こっちは細い方だ、右にしよう・・」
鼻の穴にも利き穴ってのがあるのだろうか・・・?
あらためて右の鼻穴にチューブが差し込まれた。(これが胃カメラ並みに苦しかったんだナー)
そのあとで、いよいよガスマスクで塞がれて「大きく深呼吸して・・・、直ぐに眠りますヨーー」
一生懸命深呼吸をしているのに、逆に頭が冴えて来て無影灯も良く見えるし、看護婦さんたちの話も聞こえるし・・・。
このまま麻酔が効かないで手術が始まったらイヤダナーー・・・なんて心配をしていたら・・・
「山本さーん、聞こえますかーー?」
ボンヤリと目に入って来たのが担当の先生の顔であった。
「無事におわりましたヨ」
そんな風に、吾輩の手術レポートはあっけなく終わってしまったのであります。

こんなものお見せするのも気が引けるのだが、物好きな人の為にネ・・・(笑)

昨日、摘出した自分の胆のうをわざわざ見せてもらった。(放映禁止につきモザイク入れました・笑)
本当は石を記念に持って帰ろうかと思っていたのだが、現物を見たら気持ち悪くなって断念した・笑
「内視鏡による手術は回復が早いので翌日には歩けますよ」と言われていたが、本当に昨日からトイレに歩けたのだ。
今日はすでに食事も自分で受け取りに行ったのだからもうOKである。
地元ではない為、抜糸するまでしばらくこの病院にお世話になる事にした。
まっ、久しぶりに充電タイムを貰ったと思って有り難く休養を取る事にした。
これで少し痩せたはずだから古いスーツが着れるようになったはずである・・・苦笑

2/23

今日は手術に備えてお腹の毛を剃ってもらった。
その後でゆっくりとシャワーを浴びて、久々のリラックスモードだ。
ついにまる一週間なにも口にしていない。

入院した日に買込んだミネラルウォーターのビンはまだ1/3残ったままだが、空腹にも慣れてきた・・・ようである。

久しぶりに朝からテレビ三昧・・・。もっとも病院のテレビはカード式の有料だから気が付いたら二枚目のカードに突入だ。
それにしても明日は生まれて初めての手術の日だ・・・ルンルン(強がり・・・ヌヌ、苦笑)

2/22

今どきこんな事を言うのも変なのだが、今日ついに胃カメラ初体験を終えた。
昨日書いたが、ながーいうどんのつもりでいればOK・・・と言われてその気でいたが、やっぱり苦しいものは苦しい・・・苦笑
うどんと云うよりも、細いウナギを呑み込んだ感触か・・・笑
おまけに目を閉じないで・・って言われて、で、目に飛び込んでくるのは黒いホースに刻んである目盛だ!!
最大時には80cmも入っただろうか・・・
「絶食している為だと思うけれど、胃が荒れてるネー」・・・ハイ!
なんとか終わってチューブを抜かれた頃には虫の息・・・苦笑
いままでは何度も薦められた胃カメラ検査だったけれど、具合が悪くないのに検査の為にこんな思いは絶対嫌だ・・、とあらためて確信した次第であります。
これで手術前の検査はすべて終わった。
早く済ませて旨いものを食べに行きたいものだ・・・。現在絶食6日目に突入

ニュースでは対イラク攻撃反対のデモが世界中に広がったようだ。
世界中の識者が力をあわせれば、戦争しなくても解決の方法がきっとあるはずだ。
だから今はデモでも何でもやれることは何でも良い、暴力以外の方法なら・・・。
人間の盾・・・、良い案かもしれない。

じつは古い話になるが、30年前に交通事故で入院した事がある。
この日に赤軍派が浅間山荘に逃げ込んだ。
病室のベッドの上でずーっとニュースを見ていた。
今回はそんな事件にならない事を切に願っている・・・。

2/21

あーあ、腹減ったゾーー!!
今日はなにも検査がなかった。
まだ何も口に入れていない。
明日、胃カメラを呑む事になった為今夜からは水もNGなのだそうだ・・・
お向かいの患者さんから胃カメラを呑む秘けつを教わった。
ながーーいうどんを呑み込んでいると思えば平気だよ・・・、前日に何か食べたり呑んだりすると苦しむのは自分だから我慢した方が賢明・・だそうである。


話はぜんぜん変わるが、そのお向かいさんが使っている酸素補給システムが吾輩の好奇心をくすぐった。
なぜかと云えば、いまエコノムーブやソーラーカーレースに燃料電池が加わる事になっている為、ボンベの情報を集めていた矢先だから・・だ。
酸素と水素の違いはあるものの、ガスを充填して携行すると云う事では大きな差はない。
アルミ製のこのボンベは仕様書から推測して300リットルほど充填しているようだ。
帝人が販売の窓口らしいが、詳しく聞いたらガスとボンベはエア・ウォーター社か日本酸素社のものらしい。
いずれ小型のボンベで軽くて小さいものがこれからのニーズ(あくまでも競技用として)となる。


ニュースでは韓国の地下鉄火災と脱北者の北京日本語学校への駆け込みの話題が続いている。
地下鉄はニュースの映像に写し出されたマークではシーメンス製のようにみられる。ということは世界のスタンダードともいえる新型車両の一つではないだろうか・・・。
日本で走っている車両は安全です・・・!!、などとノー天気な事を言っていられないゾ。
パニックになった時にその管理者が冷静に判断出来る保証なんて絶対にないと思うからだ・・・。
やっぱり運しかないのかナーーー!!
亡命問題は軽はずみにとやかく言える事ではないのだが、それにしても現場における担当者たちの対応が下手過ぎる。慌てる気持ちは理解出来るが、TVカメラの前に暴露されてしまったあの冷たい事勿れ主義の対処が日本の外交のイメージを大きく損ねている。
火災も駆け込みも、突然襲った事には変わりないが、冷静な指揮官がいればもっとスマートに処理出来たはずだ。
もっと人間を大切に、優しくなれれば不幸は最小限になるはずなのだが・・・
イラクへの攻撃が始まれば火災や亡命等とは比べ物にならない程の不幸が一般市民に襲い掛かるのは目に見えているのだから・・・。
戦争反対・・・!! だネ、やっぱり!?

2/20

飲まず喰わずの闘病生活も4日目に突入した。
しかし点滴だけで人間は充分生きていけるものだと実感している・・・。
検査も終盤に入り、明日か明後日は胃カメラを初体験だ。これまで一度も呑んだ事がないのでコワーイ気もするが、こうなったら開き直るしかない。
検査の結果、やはり胆のうを摘出する手術をこのまま古川市の三浦病院で受ける事になった。
内視鏡による簡単な手術だとは聞いたものの、献血で貧血を起こす事たびたびの吾輩の事である、果たしてガマンできるのか・・?。
月曜日に摘出手術を受ける事になった吾輩としては強がりを言う余裕はない・・・苦笑

昨夜から病院の玄関の外に出てair-Hでメールを取り込み始めた。
基本的には病院にPC を持ち込むなんてNG なのだろうが、院内で電波を出さなければ他の患者さんに迷惑はかけないはずだ・・と、ちょっぴりワガママな理屈を作ってメールだけは取り込ませていただく事にした。

それでも充分な睡眠をとってしばし休養休養・・・・・ZZZ

2/18

突然だが、吾輩は今緊急入院中である。
生まれて始めて救急車に乗せられた。(正確には2度目なのだが最初の時は交通事故で意識不明だったので乗った記憶がない)。
今回は我ながらトホホの状態だったのだが、今後の為に誰かの参考にでもなるかもしれない。
それは昨日、仕事で移動中の東北自動車道の上で突然起こった。
2時間程運転した頃、なんとなく脇腹の奥が痛み始めたのだ。
近くのサービスエリアで一休みしてみたが、痛みはだんだん激しくなって冷や汗が出てきた。
これはいかんと感じた吾輩はいちばん近くの古川インターで高速を降りた。
料金所の担当者に「すみません、いちばん近くの病院を教えてーー!!」
インターから程近い所にあるカマダ胃腸クリニックを教えてもらい、なんとか辿り着いたのであった。
「そうかー旅行中か・・」
「たぶん胆のうか肝臓でしょう・・。とりあえず痛み止めを処方しておきますから早めに地元の病院で検査を受けてくださいネ」
「薬が効くまでここで休んでいきなさい」
と言われて待ち合い室で様子を見ていた吾輩は、どんどん痛みが増して横になってもうつ伏せになっても、どうしようもない苦しさに悶え始めた。
心配した先生が今度は超音波診断と尿検査をしたのち、緊急入院の手配をして救急車を呼んでくれたのだ。
救急車の中で吾輩が珍しそうにキョロキョロ見回すものだから、一緒に救急車に同行してくれた看護婦さんからは「少しだけ苦しそうな顔をしていてくださいネ」・・・とたしなめられた次第であった。

 

ともかくそんな訳で、吾輩はベッドの上でおとなしく、久々のたっぷり睡眠をとって横たわっているのであります。CTスキャンや超音波の診断の結果は胆のうの中に石を溜めているらしく、手術が必要なのだそうだ。
地元の秋田市に戻ってから手術をする予定で数日様子見・・・となった。
しかし、抗生物質の効果はスゴーイの一言だ!!
あれ程の痛みがスッキリと消えて、今度はお腹が空いてきた・・・が、まだ水しか許されていない・・・トホホ

2/16

日曜日はモードスタジオQでは早朝トレーニングというのがある。

で・・、今朝は吾輩の帰国報告って事になったのだが、なにしろ眠い・・・zzz

今頃になって時差ボケが・・・(これって天然ボケかーーー?、笑)

心優しいスタッフのみんなにいただいた義理チョコを口の中に放り込んで、眠気を覚まそうとしてたらラムレーズンのアルコール入りの為に、顔が火照ってきた・・・苦笑

みんなが言うには吾輩の好きな洋酒入りのチョコが今年は品薄だったそうだ・・・。
銀紙に包まれていて噛むと砂糖のジャリジャリ感の中にアルコールのほろ苦さが加わって口一杯に広がって・・・。

特に酒が好きな方ではない・・というか、どちらかと言えば下戸なのに、なぜかチョコレートだけはウイスキーボンボンって云うのに目がないのだ。・・・でも自分ではなかなか買いにいけない小心者で、毎年この時期にだけ訪れる密かな楽しみなのであります。

お客様の前には出れない状態でしばらくウトウトしそうだ・・・zzz

Dewa Mata