TITLE

MAIN

AKITA・リバイバル計画
Akita Revival Project

始めに・・
この計画は秋田県を山本久博が勝手に思いつくままデザインするものです。
既に進行中の各再開発計画などに水を差すものではありません。

2005/12/15

4, オーパス再生計画

今年に限って云えばオーパス・スキー場はなんとかしのげそうだから特に急ぐ必要はなさそうだが、もう随分昔から私はこのスキー場の行く末に期待している事がある。

雪さえ降ればこれほど地理的に恵まれたスキー場は県内にないだろう。
でも、田沢湖の雄大さや雪質の良さ、安比や雫石の設備などに比べたらそれはもう叶わない。
案の定最近は市の財政のお荷物と言われる事が増えていた。
私の勝手なオーパス再生計画はこんな感じだ。

1, オーパスの平日をすべて教育委員会の貸し切りにして一般客は入場不可にする。
その内容は、市内の小中学校のスキー教室に無料開放、送迎のバスをどうするかは別として、全部の生徒が毎年一度はスキー又はボードを経験、もちろんソリだっていいし、単なる雪遊びでも良いが、貸しスキーもリフトも専属インストラクターも付けて、先生方は下でゆっくりとお茶でも飲んでていいっすよ・・・。
どっちにしろリフトもレストランも平日は採算取れないはずだから、ぜーんぶ子供たちの冬の思い出作りに提供だ。

1, 土曜、日曜、祭日、それに夜間だけ通常の営業をするのだ。
じつは最近の雪質がどうかは分からないが、ナイターのゲレンデはなかなかグッドだったし、仕事帰りに一汗流せるようなスキー場としては最高の条件が備わっている。
欲を云えば温泉の経営者が一緒ならナイター客をひと風呂浴びさせるようなサービスを考えるんだろうがナー・・(・・ン?、ザブーンも市営か?)
ともかく、ナイターと休日だけの営業にして、それ以外は子供たちだけの安全なスキー場に確保してしまおうという案である。

せっかく秋田で育つ子供たちなのだから、せめてスキーやスノーボード、またはそり遊びくらいは思いっきり体験させてあげたいと思うのであります。
一日一校の貸し切りだから乱暴な一般客にハラハラする事もなく安心して楽しんでもらえそうでしょ・・・。

そうだ、ひとつだけもし付け加えるとすれば、毎回終了時間後の30分位は全員でお掃除をしてから帰ること。これは翌日に使う人たちに対するマナー教育にもなる・・・、お掃除の業者への仕事が減って文句が出たらそれはめでたい事です。
何処の学校が一番マナーが良いか、いずれ差が出てくるだろうなぁ(苦笑)

こんなイメージなら学校の先生方もきっと賛成してくれるんではありませんかネ・・
受験を成功させる為には余計な事するな・・って云われたら、そりゃもう、なんにも言えませんけれど、せめて義務教育の間くらい強制的にあそばせる日があっても無駄じゃないって思うのであります。

つづく